メッセンジャーは各種ありますが、友人によって使っているのが MSN ( Windows Live Messenger ) だったり Yahoo だったりしていて、これらに全部対応していこうと思うと何個もソフトを起動しておかなくてはなりません。Pidgin を使うと 1 個のソフトで済むので「何個も起動するのはイヤだな~」という場合には便利です。
Pidgin ( gaim ) はマルチプロトコルクライアントで、MSN や Yahoo 等数多くのプロトコルに対応しています。ちなみに Pidgin の他にマルチプロトコル対応のソフトとしては、国産の Regnessem も有名だと思います。以前は私も Regnessem を利用していましたが、最近は開発も止まり気味で Yahoo も上手く動かなくなってしまったため使用をやめていました。
レグネの次の行き先を探して Pidgin を使ったことがあるのですが、そのときは「日本語の入力がうまくいかず使いにくいなー」とすぐアンインストールしてしまいました。しかし最近になって、そのあたりの問題は簡単に回避できることだったと知り再度 Pidgin を利用してみることに。
インストールする際に pidgin-x.x.x-yaz.exe が日本語を含むパス(デスクトップ等)にあると、インストーラーで言語選択の画面がでないようです。「Windows/Pidginをビルドしてみる/Tips/FAQ – 電脳のツボ -別館-」に詳しく書いてあるので、目を通してからインストールすると良いと思います。
Pidgin 対応プロトコル
* .NET Messenger Service
* Gadu-Gadu
* Novell GroupWise
* IRC
* OpenNap
* OSCAR (AIM、ICQ、.Mac)
* Lotus Sametime
* SIP
* SLIC
* XMPP (Jabber、Google Talk)
* Yahoo!(日本版にも対応)
* Zephyr
『Pidgin – Wikipediaより引用』
使用してみての感想は、やっぱり MSN も Yahoo も Google も 1 つのメッセンジャーで使えるのは便利ですね。Google がいける=Twitter との連携もいける、ってことですし使い方によってはおもしろいかも。
惜しいのは、Skype には対応していないこと。Pidgin の対応プロトコルは AOL、MSN Messenger、ICQ、Yahoo!メッセンジャー(日本版にも対応)、IRC、Jabber等多いのですが、Skype は特殊なため対応が難しいようです。
ただし Skype と連携できるプラグインはあるようです(ソース:MOONGIFT: » Adium/PidginにSkypeも統合「Skype API Plugin」:オープンソースを毎日紹介)。
しばらくは Pidgin を使ってみようかな~と思います ;)