写真を RAW 形式で撮っていて、形式について調べてたら色々知らないことがあったのでメモ。
RAW には各メーカーごとに種類があるようですが、共通規格にしようぜと DNG という規格を Adobe が出しています(wikipedia によると DNG はあんまり広まっていないようですが)。
デジタルカメラで撮影されたRAWファイル用のアーカイブ形式として一般に公開されているDigital Negative(DNG)です。DNGは様々な機種のカメラで撮影されるRAWファイルのオープンスタンダードとして登場しました。
『Camera raw、DNG : Digital Negative(DNG) | Adobe Photoshop CC』より引用
RICOH の GR はこの DNG で RAW を保存します。Windows7 用に Adobe が DNG Codec を出しており、これを入れるとエクスプローラーでサムネイル表示が可能になるらしいと知って、いいなあと。
でもニコン D7000 で撮った RAW は DNG じゃないんだよなー、と思っていたら、各種デジタルカメラの RAW を DNG に変換するコンバーターもありました。
Adobe DNG Converter で DNG に変換
Adobe DNG Converter(Mac OS版)と Adobe DNG Converter(Windows版)がそれぞれ以下のページからダウンロード可能。
Camera raw、DNG : Digital Negative(DNG) | Adobe Photoshop CC
最新の「Adobe DNG Converter 8.1 アップデート」をインストールしてみました。
画面はこんなかんじ。
変換前、NEF と JPEG ファイル。
変換後、DNG ファイルが追加されました。
Adobe DNG Codec をインストール
DNG にしてみたので、Adobe DNG Codec もインストール。
Adobe – DNG Codec : For Windows
DNG ファイルのサムネイルも表示されるようになりました。
NEF Codec をインストール
ここまできて、NEF にもコーデックあるんじゃないかと思って調べたところ、ありました。こちらは XP から Windows 8 まで対応している模様(執筆時現在)。
Nikon Imaging | Global Site | NEF Codec ダウンロード
NEF もサムネイル表示されるようになりました。これベンリだなー。ちなみに NEF のサムネイルは TIFF みたいです。
RAW データのサムネイル表示は便利!
この RAW データはこの画像かな……と JPG と照らし合わせて開くより、格段に便利になりました。ぱっと見てわかるようになったのがとても良いです。
Canon の場合もコーデックが出ているみたいですね。
キヤノン:サポート|ソフトウエアダウンロード
RAW データってサムネイル表示できないものなんだなーとずっと思ってたので、目から鱗でした。私が知らなかっただけだとは思うんですが、もっと早く知っておきたかったー。