VCCW を Windows 環境で使う

2014/04/30

vccw

みやさんの「WordPressのプラグインやテーマ、ウェブサイトの開発に超便利なVagrantつくりました。 | firegoby」を読んで Windows 環境で試したのが確か 2013 年の 10 月頃。wp-cli がプリインストールだったりステキだーと思ってなんとか動かそうと試行錯誤したものの、そのときはうまく動かすことができずそのままに。Mac ではスンナリ動いたのですが、メインマシンが Windows という哀しみを背負い……。

Vagrant もバージョンアップしているし、VCCW も開発続けられているので、あれから時間もあいたところで再チャレンジしてみました。

結果を先に書くと、無事動かすことができましたー! ヤッター!! 分かってはいたものの、VirtualBox などの仮想マシン+Vagrant は使ってみると「うわああ便利、なんだこれー」となりますね、テンションあがります。

以下、その作業ログや感想です。

必要な環境を揃える

Requires

Vagrant 1.5.x or later
VirtualBox 4.3.x or later

VCCW – Vagrant based development environment for WordPress』より引用

ということで、Vagrant は 1.5.x 以上、VirtualBox は 4.3.x 以上が必要とのことでした。

Vagrant のバージョンチェック&アップデート

私は結構前に Vagrant をインストールした後アップデートしていなかったので、まず自分の Vagrant のバージョンをチェック。

$ vagrant -v

でバージョンを確認すると

Vagrant 1.3.5

と出ました。現在の最新 Vagrant は 1.5.4 だったのでアップデートすることに。

コントロールパネルの「プログラムのアンインストール」から古い Vagrant をアンインストールし、再起動を求められたので再起動。Vagrant から最新版をダウンロードしてインストールし、再起動を求められたのでもう一度再起動。ちなみに Windows 環境で、vagrant_1.5.4.msi でした。

$ vagrant -v

でバージョンを確認すると

Vagrant 1.5.4

となりました。

VirtualBox のバージョンチェック&アップデート

VitualBox を起動して「ヘルプ」>「VirtualBox について」からバージョンを確認。私は 4.2.18 だったので、「ヘルプ」>「アップデートを確認」をし、下記ダイアログに表示されているリンクから最新バージョンをダウンロード。インストール後バージョンが 4.3.10 になったことを確認。

2014-04-29_23-34-54

手順通りにインストール等進める

VCCW – Vagrant based development environment for WordPress のページ内、
「Getting Started」の項目を順番に進めます。

「1. Install Virtual Box」と「2. Install Vagrant」はもうインストール済みなので飛ばして、「3. Install the vagrant-hostsupdater plugin.」から。

3. Install the vagrant-hostsupdater plugin.

$ vagrant plugin install vagrant-hostsupdater

Vagrant のプラグイン、vagrant-hostsupdater をインストール。終わったら次へ。

4. Clone the repository into a local directory.

$ git clone https://github.com/miya0001/vccw.git vccw

vccw.git から VCCW のファイルをクローンします。(Git コマンドを使うので、当然ながら Git を予めインストールしておかないと駄目です。多分これをやろうと思うような人は入れてると思いますが、念のため)

5. Change into a new directory.

$ cd vccw

先ほどクローンした vccw ディレクトリ内へ移動します。

6. Copy the default Vagrantfile.

$ cp Vagrantfile.sample Vagrantfile

Vagrantfile.sample というファイルをコピーして、Vagrantfile というファイルを作成。

7. Start a Vagrant environment.

$ vagrant up

Vagrant を起動します。http://wordpress.local/ か http://192.168.33.10/ にアクセスすると、今たちあげた Vagrant 内の WordPress が見れるはず。

無事起動できていれば、とりあえず成功! この WordPress は admin/admin でログインできるはずです。

動かせたので、色々弄ってみる

細かい設定は 6. で作った Vagrantfile で行うことができます。たとえば次のようにすると、

WP_LANG = "ja"

インストールされる WordPress が日本語版になります。便利!

その他、VCCW の「About WordPress Environment」や「Customize」を見て色々試してみようと思います。

最低限覚えておきたい Vagrant コマンド

# vagrant 起動
$ vagrant up

# vagrant プロビジョニング
$ vagrant provision

# vagrant リロード(Vargrantfile再読込したり)
$ vagrant reload

# vagrant シャットダウン
$ vagrant halt

# vagrant 要らないから捨てる
$ vagrant destroy

参考:

vagrant up した後に Vagrantfile の設定を変更した場合、vagrant provision でプロビジョニングして vagrant reload すれば OK のよう。

参考:

おわり

ローカルのテスト環境は当然だけれど早くてサクサク。ローカルに環境を作ろうとしたら、以前だったら PHP 入れて、MySQL 入れて、Apache 入れて……hosts の設定もして……なんてやってたのに、Vagrant 使うと一発でここまで環境できちゃうなんて凄く良い時代だなーと感動です。

VCCW でプリインストールの wp-cli はコマンドラインから WordPress の操作をごにょごにょできるものなんですが、これもまた便利で、WordPress のアップデートやプラグインのインストールなどまでできるという。

参考:

VCCW とても便利だなあと思ったので、Windows 環境で過去に「うまく動かせなかった」となった方も、ぜひもう一度。オススメです。